社会人になって10年以上。今振り返ると、資産を増やすために社会人1年目からこれをやっておけばよかったと思うことが8つあります。
特にお金の話は、早く始めるほど有利です。複利の力は時間が長いほど強くなります。「給料が上がって余裕が出てから考えよう」と先送りするのは、一番もったいないです。
この記事では、今だからわかる「資産形成のために社会人1年目から行うべきこと」をお伝えします。
① NISAとiDeCoを始めて、インデックス投資を自動積立に設定する
社会人1年目にやるべき最重要事項はこれです。
NISAとiDeCoの口座を開設して、インデックスファンドの自動積立を設定する。
難しく考える必要はありません。やることはシンプルです。
- 証券口座を開く(楽天証券・SBI証券など、手数料の低いネット口座がお勧めです。)
- NISAのつみたて投資枠でオルカンかS&P500を選ぶ
- 毎月積み立てる金額を決めて自動購入設定をする
- あとは放置
最初に設定さえしてしまえば、毎月自動で積み立てられます。相場を毎日見る必要もありません。
金額は最初から多くなくていいです。月1万円でも始めることの方が大切です。毎年昇給するたびに積立金額を少しずつ増やしていけば、気づいたときに大きな資産になっています。
「お金が貯まったら投資しよう」ではなく、「投資に回してから残りで生活する」という順番が大切です。
私は30代になってやっと投資をはじめました。なぜ早く始めなかったのかと後悔しかありません。
② 固定費を徹底的に削る
毎月必ず出ていく固定費は、一度削ると永続的に効果が続きます。
通信費
大手キャリアのまま使っている場合、格安SIMや大手キャリアの安いプランに変えるだけで月数千円〜1万円節約できます。周りで最もよく聞く「簡単で効果の高い節約」の一つです。
保険
社会人になったばかりで必要以上に手厚い保険に入る必要ないと思っています。日本には健康保険・傷病手当金など、公的な保障が充実しています。民間保険は「公的保障で賄えないリスク」にだけ最低限入るのが基本です。若くて健康なうちは、保険料を投資に回す方が合理的なケースも多いです。高い保険に入っている方は一度見直すことをお勧めします。
サブスク
動画・音楽・アプリなど、気づいたら増えているサブスクサービスの課金。使っていないものは即解約しましょう。月1,000円でも年間12,000円です。
③ 服飾費より自分の体型への投資を優先する
社会人になると、ある程度お金に余裕ができ、憧れのブランドの服やバッグなど買うことができるようになります。でも服やアイテムに多額のお金をかけるより、体を鍛えることのほうが自分を魅力的に見せるために効果絶大です。
ジムで体を絞ると、シンプルで安い服でもカッコよく着こなせるようになります。服の値段より、着る人の体型・姿勢・清潔感の方が印象をはるかに左右します。ジムに通ったり、散歩やジョギングをしたり、家で筋トレするのもいいかもしれません。時間やお金は、自分の体型に投資することをお勧めします。
④ 自己投資・自己研鑽にはケチらない
固定費は削る。でも自分を成長させることへの投資は惜しまない。
ビジネススクール・英会話・プログラミングスクール・ジム・資格取得——これらは数年後のキャリアや自分の人生に確実に効いてきます。
お金は使えばなくなりますが、スキルと経験は一生残ります。20代のうちに身につけたスキルが、30代・40代の年収と選択肢を大きく変えます。
「自己投資にいくらかけるべきか」という明確な答えはありません。もちろん借金してまでお金をかけることは避けるべきかもしれません。ただ「高いから」という理由だけで自己投資を避けるのはもったいないです。
⑤ 交際費は「得るものがあるか」で判断する
人間関係は人生において非常に大切です。誘いを全部断っていると、気づいたら孤立していることもあります。
だから参加したい集まりにはケチらず参加するほうがいいと思っています。食事・旅行・飲み会、意味がある場には積極的に参加します。
一方で、毎回同じメンバーで、得るものがない飲み会、楽しくないけど付き合いで行く場は避けることも大切です。お金だけでなく時間も心も消耗します。
「参加してよかった」と思えるかどうか。それを基準にして見直すと、交際費の使い方が変わります。
⑥ 旅行・体験はケチらない
お金で買えるもので一番価値があるのは「経験」だと思っています。
旅行で新しい文化に触れる。習い事で新しいスキルを身につける。普段会わない人と話す。こういった経験が、考え方を変えたり、人生を変える思いがけないきっかけになったりします。
身の丈に合った範囲で、経験にはケチらず使う。ブランドのバッグより、一度の旅行の方が記憶に残ります。
⑦ クレジットカードを賢く使う
クレジットカードを使うとお金を使い過ぎてしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、賢く使えば、日常の支出からポイントが貯まる便利なツールです。
ただし守るべきルールが3つあります。
①リボ払いは絶対に使わない
手数料が非常に高く、気づいたら返済が終わらない状態になります。毎月全額払いが絶対のルールです。
②アプリで利用額をこまめに確認する
現金よりも使っている感覚が少ないと言われるクレジットカード。アプリで月の利用額をこまめにチェックして、使いすぎを防ぎましょう。
③自分の経済圏に合ったカードを選ぶ
楽天をよく使うなら楽天カード、旅行によく行く人はマイレージを貯めるためにANAカードなど、自分がよく使うサービスに合わせて、ポイントが貯まりやすいカードを選ぶと、日常の支出が少しずつ得になります。ポイントはチリツモでバカになりません。
⑧ 自宅の購入を視野に入れて家賃の支払いを考える
20代の頃、毎月支払う家賃や管理費は、自分の資産にならずに消えていきました。
8年間で総額800万円近く家賃を支払いました。
それがもったいないと思って、30代の前半でマンションを購入しました。
購入したら、その経済利便性に驚かされました。毎月の住宅ローンの支払いは、自分の資産になっていくし、家賃相場よりも安い支払い価格で、よりグレードの高い住居に住むことができるようになったのです。
もし20代の頃、自宅の購入が怖くないと知っていたなら。
資産価値の下がらないマンションを買えば、むしろ資産形成の速度を上げてさえくれると知っていたなら。
もっと早くに、マンションを購入して、資産形成が今よりもさらに進んでいたかもしれません。
「不動産購入は自分には向いていないのでは?」と決め切らずに、情報を収集して、賃貸と購入どちらがいいのかを検討するといいと思います。その上で、家賃はいくらくらいを、どのタイミングまで支払っていくのか、計画することが大切です。
まとめ:社会人1年目にやること8つ
- NISAとiDeCoを開設して、インデックス投資の自動積立を設定する
- 通信費・保険・サブスクの固定費を見直す
- 服よりジム。体を鍛えると安い服もカッコよく見える
- 自己投資・自己研鑽にはケチらない。スキルはその後の人生を変えるかもしれない
- 交際費は「得るものがあるか」で判断する。付き合いだけの飲み会は避ける
- 旅行・体験には身の丈に合った範囲でケチらず使う
- クレジットカードはリボ払いNG・全額翌月払い・アプリで管理・ポイント活用
- 自宅の購入を視野に入れて家賃の支払いを考える
「若いうちはお金がないから資産形成は後からでいいや」と思っていると、気づいたときに大きな差がついています。
金額が少なくても、早く始めることが大切です。社会人1年目の自分に、これらのことを伝えてあげたいです。
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